ー高山市以北のエリアを走りましたー
AM . 6 : 30 道の駅「アルプ飛騨古川」スタート。
県道89号線を南下、丹生川町北方へ。

AM . 7 : 50 小木曽坂着。(740m)
飛騨エアパークへの登り坂を一頑張り、何でもない頂上部に飛び出します。境界標識だけが峠であることを示しています。かつてはどんな様子だったのか? 今では飛騨エアパークがあり、この道は大規模農道のようです。全く峠の雰囲気はありません。
遠くに見える山は焼岳のように見えるのですが?

峠から真っ直ぐな道を下ると再び県道89号線を行くようになりました。次に目指すのは恵比須峠です。
県道89号線に合流すると、恵比須坂トンネルへの登りが始まりました。味気ない直線の登りを頑張るとトンネル手前に旧道入口があり、やや荒れた細道を辿り小さな切り通しに到着しました。

AM . 8 : 45 恵比須峠着。(830m)
見晴らしなど何もありませんが、味気ない表通りと違い、静かでしっとりしています。峠からはいくらかヘアピンを楽しみ、荒城川を小さな橋で渡ると、再び県道89号線に合流します。

次に目指すのはトヤ峠です。トヤ峠近くが工事中とのこと、詳細は現地に行かなければ分かりません。
折敷地(おしきじ)地区を登って行くと荒城温泉恵比須之湯があり、県道89号線はそこで全面通行止。「自転車だからノープロブレム」、ゲートをすり抜け渓流沿いを登って行きました。
カーブを曲がると、いきなりダム工事現場が行く手を塞ぎました。道を探しましたが良く分かりません。 諦めて先ほどのゲートまで戻りました。素直に迂回路の大規模林道を登れば良いのですが、やはり出来る限り県道89号線を下から登り上げたいものです。迂回路とは反対方向に大規模農道が出来ており、これをしばらく辿ってみましたが、全く「トヤ峠」とは関連性のない道でした。
AM . 9 : 30 再び折敷地通行止めゲートより
            大規模農道登りスタート。
スタートから良い角度の登りが始まります。ひとしきり頑張るとロッセ高原スキー場への分岐がありました。この分岐を勘違いして大失敗でした。「トヤ峠」と「ガント峠」の情報はほとんどありませんでしたが、「何となく分かるだろう?」と、いい加減な計画が敗因でした。
AM . 10 : 00 県道473号線出合丁字路着。
        (トヤ峠手前の丁字路と勘違い)
何となくおかしいのですが、いったん思い込んでしまうと、ねじ曲げて勝手な解釈をしてしまうようです。
ダム建設工事がなければ、なんの問題もない道なのに・・・。
AM . 10 : 05 ガント峠着。(1070m)
               (トヤ峠と勘違い)

小さな切り通しです。「何か変な感じ」、先の様子を見に行くと、地図の通りツヅラ折れの下りが始まりました。「間違いない!」と確信し、先の「ロッセ高原スキー場」分岐を目指しました。中呂瀬地区へ続くこの道の途中に「ガント峠」があるはずです。
全く何でもない所なのですが、完全に思い込んでおり、こんな「お地蔵様」と「坂道」の取り合わせがあれば、ここをガント峠と思っても仕方ないこと。
ただ、境界標識が無く、何かおかしい???
中呂瀬地区に入り、とうとう分からなくなってしまいました。
「県道473号線ー高山上宝線ートヤ峠へは通り抜けできません」という標識の出現です。
やはり、先のトヤ峠とガント峠は間違いのようです。ただ、どう間違っているのか分かりません。
今日は高山に宿を取ってあり後でゆっくり考えることにして、次の駒鼻峠を目指しました。
ロッセスキー場前の細道をドンドン登って行きます。強烈な登りでした。

AM . 11 : 10 駒鼻峠着。(1160m)
峠というよりも、頂上というイメージです。 頂上の平坦部がほとんど無く、極々小さな切り通しでした。

ひと息入れ上宝町在家へ下ります。意外に路面状態が良く楽しいダウンヒルです。

AM . 11 : 40 在家着。(県道477号線出合)
ここから県道76号線を西進し牛形峠を目指します。
「トヤ峠」「ガント峠」で焦ってあちこち走った為か、また膝が痛み出しました。
この前は右ヒザでしたが、今度は左ヒザです。なんて貧弱なヒザでしょうか! 本当に嫌になってしまいます。前回の経験から、すぐに走るのを止めアイシングするのが一番なのですが、車のある道の駅までは自走しなければなりません。焦らず時間を掛けて走ります。

PM . 12 : 45 牛形峠着。(923m)
県道76号線「荒原」の分岐を山に向いひと登りすると、平坦な短い直線路が現われ、牛形峠に到着しました。峠は林道開通記念碑がある小さな広場でした。以前は、広場のベンチから流葉山が良く見えたそうですが、今は幼木が大きくなり過ぎ高い塀になってしまいました。峠からは山田防災ダムへ短い下りを楽しみます。
PM . 1 : 35 赤坂峠(巣山峠)着。(940m)
ダムから細道をひと登り、カーブにある小さな切り通しに到着、そこが赤坂峠でした。巣山林道の標柱などありますが、「赤坂峠」という文字は見当たりません。先の牛形峠林道もそうですが、意外に車が走ります。生活道路として活躍しているようです。峠から短い下りがあり、再び県道76号線に戻りました。合流点から少し下った所には、「石仏岩」という奇岩の観光ポイントがあります。
石仏から県道76号線をゆっくり登ります。左ヒザの痛みがひどくならないように、時間を掛けて走りました。 

PM . 2 : 05 大坂峠(十三墓峠)着。(960m)
ユッタリした登り坂の頂上は、広い大きな切り通しになっていました。この道はドライブに良いのか、多くのバイクが走り抜けていきます。今日の登りはこれで終了、何とか走り切れそうです。この後はツヅラ折れの楽しい下り。ゆっくり休憩し、万全の体勢で臨みます。

下りは想像以上の素晴らしい道でした。どこまでも何処までも、ツヅラが続きます。
勿論、絶対登りに使いたくありません。夏場であれば脱水症必至です。
素晴らしいダウンヒルを楽しみ、途中観光客が多い古川の市街地を流し、

PM . 3 : 05 道の駅「アルプ飛騨古川」帰着

本日総走行距離 93km

10/13
最近遠征で携行しているアイスバッグで左ヒザをアイシング、翌日に備えたのですがやはり無理でした。「トヤ峠」と「ガント峠」がどうにも気になり、駒鼻峠に向かう時見付けた中呂瀬の分岐からの道を調べに行くことにしました。
折敷地からの大規模農道を車で駆け上がります。
登り上げた丁字路に車を置き、自転車で林道を中呂瀬方面に辿ってみることにしました。
ここから中呂瀬の分岐までの間に「ガント峠」はあるはずです。(まだ正しく理解できていません。)
簡単な準備をし走り出しました。下って行きます。どこまで行っても下って行きます。
ヒザを痛めていますが、3km程度なので心配ありません。
「峠らしい所はないかな?」と、思っている内に中呂瀬分岐の道標まで来てしまいました。
峠らしい所はありませんし、車を停めた丁字路から、ずぅ〜っと下りでした。仕方なく登り返します。
車が対向する事が出来ない細い道ですが路面状態は良く、近年補修されたようです。
なかなか良い感じでした。そして車を置いた丁字路に登り返す頃、やっと「勘違い」に気が付きました。
「ガント峠」については「トヤ峠から中呂瀬に向かう途中にある峠」というだけの情報しかなく、
トヤ峠を間違えてしまった事が敗因でした。そして、この「大規模農道」というのが曲者です。
「大規模農道」なんて昔は無かったもの。「峠」には関係ないはずです。本当にうかつでした。
折敷地からの大規模農道を登り詰めた丁字路が「ガント峠」なのでした。
気づいた時は愕然としました。そしてまた、とてもスッキリしました。
トヤ峠はこのガント峠を下り降り、県道89号線に合流し、少し登った所にあるのです。
ここから自転車で行っても良いのですが手強い峠とのこと、卑怯なやり方はしたくありません。
次回下から登りたいと思います。
やまであいましょう。
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