以前、スリックタイヤMTBで走った峠道を中心に、岐阜市近郊を自宅から周回しました。
AM . 5 : 50 自宅出発。
8月最終日のランです。
「ラン」というより本来のスタイルで、
峠を探しウロウロします。
まず、岐阜市北部の「宇田坂」です。
長良川に架かる大縄場大橋に上がると、
能郷白山が意外に近く見えました。
AM . 6 : 45 宇田坂着。(62m)
やや迷いました。岐阜大学の北、岐阜刑務所の手前、土地勘のないところでショートカットしてはいけませんね。
宇田坂トンネル北の細道をほんの少し入ると、幅約1.8mの細い通路に辿り着きました。片側はコンクリートブロックの壁になっています。
とても峠とは思えませんが、間違いありません。
手前に墓地があり、お地蔵様が2体ありました。
峠関係のお地蔵様かどうか、残念ながら私には分かりません。ひと息入れ次の「豈坂」を目指します。

伊自良湖方面に向い北上。途中「甘南美寺茶所」や「越切坂断層」に寄り道をして、
AM . 7 : 50 山県市上願着。
ここから豈坂の登りが始まりました。

こんな所にこんな登りがあろうとは・・・、
豈坂の登りは意外でした。夏草が高く生い茂りスッキリしていませんが、ツヅラ折れの楽しい道です。
もう少し手入れされていても良いのに・・・。

AM . 8 : 05 豈坂着。(あにさか 140m)
お地蔵様が20体ぐらい並んだ切り通しに登り詰めました。25年程前の改修工事で、点在していたお地蔵様をここに集めたそうです。

 豈坂から大桑側への下りは、上願側とはうって変わって単調なものでした。
次は馬坂ですが、その前に、以前から気になっていたエリアを走ってみました。
美山の古城山を中心とした一帯です。まず伊佐美から古城山登山口への道を探します。伊佐美から山側へ道を辿ると、山の高いところにガードレールを見付けました。古城山登山口への林道に違いありません。
ガードレールを目指して行くと林道始点の看板が現われました。「椿野ーはじかみ線」というそうです。なかなか厳しい登りです。高度が上がると視界が開け金華山も見えてきました。約20分程度の登りで林道最上部に到着。稜線鞍部のコーナーに古城山登山口が整備されていました。下りは道幅が狭くなり、途中から細い沢横を行く道になりました。
県道200号線に出合い「岩佐」方向へ、
「みやまの森」という看板で再び山に向かいました。
道なりに進むと「林道 柏野線」という看板があり、細く急な道を登ります。約10分で林道最高点に到着。
視界はありません。細い道を初めの伊佐美方面へ下りました。下り着いたのは、最初古城山に向かった細道でした。結果的に「みやまの森」エリアを1時間掛けて一周したことになります。今まで気になっていたエリアが明らかになりスッキリしました。

次は馬坂です。
伊佐美から北に上がった椎倉から山に向かいます。

登り始めて間もなく馬坂トンネルに到着。左手の旧道に入ります。殆ど利用する人はいないのでしょう、アオ苔がビッシリ付いています。どんなに静かにペダルを踏んでも、スルリと空転してしまいます。さすがに頂上手前で下車し押し登りました。
AM . 10 : 30 馬坂着。(120m)
夏草や灌木が生い茂る狭い切り通しです。
お地蔵様が祀られていました。
峠からツルツルの道を、自転車を曳いて本線に合流しました。山県高校前に下り降り、国道418号線を北上、以前MTBで登った佐野坂を目指します。
AM . 10 : 50 佐野坂登りスタート。

AM . 11 : 00 佐野坂頂上着。(200m)
MTBで登った時はキツイ登りに途中ひと息入れましたが、今日は休まず登ることができ、そして、大して時間も掛かりませんでした。一度経験しているとこんなにも違うのでしょうか?
国道256号線に合流し道の駅「ラステンほらど」へ。ソフトクリーム休憩です。

道の駅「ラステンほらど」には畳コーナーがあり、横になってストレッチできました。このさい身体じゅうを伸ばし、次の登りに備えます。
AM . 11 : 35
県道182号線で九頭師坂を目指します。
AM . 11 : 55 九頭師坂着。(350m)
なかなかの勾配が続く登りです。途中「水のみ弘法」という水場があり、辿り着いた峠は苔むしたトンネルでした。時折り車が行き交いますが、この暑い夏でもひんやりしています。ひと息入れ南の山県市中洞側へ、コーナーが連続する楽しい道でした。
再び武儀川沿いの国道418号線へ下り降り、
PM . 0 : 10 新桜橋着。(坂の峠登り口)
「寺尾の千本桜」は有名ですが、その入口が「坂の峠」
です。県道59号線を新桜橋から山に向かいます。気温も最高点に達し集中出来ません。ツヅラ折れのしっかりした登りでした。

PM . 0 : 35 坂の峠着。(220m)

峠は切り通しのコーナーで、頂上部にはお地蔵様が集められています。下りは登りと違って直線路でした。実は一度も桜を見に来たことがありません。来年こそ、この自転車で花見に来たいと思います。
さて、いよいよ本日最後の登りです。
残念ながら「峠」という文字は付いていません。大矢田トンネルを目指します。先の寺尾は桜、今度の大矢田(おやだ)は紅葉で有名です。

PM . 0 : 55 御手洗より登りスタート。
半道川(はみちかわ)の細い流れに沿って行くと意外に早く辿り着きました。

PM . 1 : 10 大矢田トンネル着。(200m)
トンネル手前に立派な「隧道完成之碑」と、
可愛らしいお地蔵様がいました。
今日の予定は無事終了。
ゆっくり帰路に就きます。

PM . 2 : 20 自宅帰着。

本日総走行距離 121km

やまであいましょう。
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