天生峠をメインにして荘川周辺を周回しました。

天生峠は、籾糠山テレマークで何度か訪れたことがあります。峠東麓の天生集落から春雪の林道を3時間も掛かって辿り着いています。今回は峠西麓の合掌造り白川郷からの登りです。自転車の機動力を生かした登りに出来ると良いのですが。

AM . 5 : 05 道の駅「桜の郷 荘川」出発。
荘川 ICに直結した便利な道の駅です。どんよりした曇り空の下、薄明かりの中をスタートしました。まず御母衣ダムを目指します。殆ど起伏が無く坦々と行けます。10日程前「パスカル清見」で会った立命のオネイチャン達は、あれから山中峠を越え、この国道156号線で白川郷に行くと言っていたのですが、無事たどり着けたでしょうか?大ざっぱなアドバイスしか出来なくて心配でしたが、重装備でも平坦な道であれば、強い女性のこと、きっと余裕で走り通したでしょう。
AM . 5 : 50 御母衣ダム着。
朝霧がたれ込め静まりかえっています。かつて日本最大のロックフィルダムでしたが、徳山ダムにその座を奪われてしまいました。
御母衣ダムから短い下りがあり、アッという間に平瀬地区も過ぎてしまいました。
ここ2年程来なかっただけですが、知らないうちにバイパスができ様子が変わりました。
鳩ヶ谷ダム湖畔を走り、

AM . 6 : 50 白川郷着。
ひとりで見物もなんですが、やはり世界遺産白川郷、少しだけ見て回りました。
早朝にも拘わらず、意外に大勢の人が歩いています。

AM . 7 : 15 国道360号線白川村荻町(登りスタート)
谷筋に沿った道です。すぐに民家はなくなりクネクネの楽しい道を行くようになりました。
長い登りですから焦らずじっくり行きます。幸い今のところ曇りがちで、夏の日射しによるダメージはありません。深い谷をヘツリながら、次第に高度を上げていきました。
やがてソウレ山の裾を周回するようになると勾配も緩くなり、沢の源流部が近づくと、
いよいよ平坦路になり、

AM . 8 : 50 天生峠着。(1289m)

辿り着いた峠は、小さなカーブの、小さな切り通しでした。この辺りは天生高層湿原として保護管理されています。籾糠山方面に遊歩道・登山道などが整備され、四季折々に美しいとのこと。
私はスキーでしか来たことがありませんが、秋の紅葉は、この辺りで一番と聞きます。
是非、また来なければなりません。
ユックリ休憩し、待望のダウンヒルに掛かります。
こちらは展望が開けました。何度か歩いているので、あちこち見覚えがあります。大きく雪崩れていたところ、デブリが崖の様になり進めなかったところ、今日は素晴らしいドライブウェイです。

AM . 9 : 30 天生集落着。
県道75号線で月ヶ瀬へ、月ヶ瀬から県道278号線で下小鳥ダムへ登り上げます。下小鳥ダムー夏厩間は平坦な快走路。強い日射しの下でも気持ちよく走れます。

AM . 10 : 50 夏厩着。(国道158号線出合)

夏厩から国道158号線で六厩を目指します。
先日とは反対方向に松ノ木峠を登りました。
AM . 11 : 30 松ノ木峠着。(1085m)
さすがに日射しが強くなり木陰を捜し休憩しました。
ゴールの「道の駅・荘川」が目の前ですが、先日「不通過」の「新軽岡峠」をやっつけねばなりません。峠から下り、新軽岡峠旧道入り口に気を付けて走ります。「軽岡バイパス開通記念碑」のある休憩所の向こうに枝道が山に向かっていました。新軽岡峠への旧道に違いありません。

AM . 11 : 45 新軽岡峠旧道スタート。
細い流れに沿って登りが始まりました。
なかなかの勾配です。

PM . 0 : 00
新軽岡峠着。(1150m)
峠を示すこれといったものはありません。作業道がここから延びていたりして、新軽岡峠を確定できません。写真をたくさん撮っておき、先を急ぎました。やはり最高点は今の丁字路に違いありません。私が用意した地図にはあの作業道が記されていないので、どうも確信が持てなかったのです。(帰宅後マップサイトで調べると正解で、ひと安心です)

先日の宿題をやり終え、道の駅荘川へ快適なダウンヒルを楽しみました。

PM . 0 : 30 道の駅「桜の郷 荘川」帰着。

本日総走行距離 106km


今日で2ヶ月間禁煙しています。
何故か、当初から辛くありませんでした。
今まで禁煙しようとしても、どうしても我慢できず諦めていましたが、今回は呆気なく成功しました。
何故?
たぶん自転車のお陰だと思います。
自転車で走りに出た時、不思議と途中タバコを吸いたいと思うことはありません。
最初の頃は、タバコもビールも持って走っていましたが、楽しみにしていたタバコが美味くないのです。
次第にタバコを持たなくなり、知らない内に禁煙のトレーニングをしていたようです。
今のところ強い喫煙の欲求はなく、何か気の迷いがない限り、再びタバコを吸うことは無いと思います。
やまであいましょう。
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